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三浦春馬 映画

恋空とは (三浦春馬も出演)

『恋空』(こいぞら)とは、美嘉によって執筆されたケータイ小説です。

2006年10月7日に書籍化されました。
上下巻を合わせた初版発行部数は30万部です。
2007年1月現在、上下巻を合わせた発行部数は
120万部を突破しています。

ケータイ小説界においてYoshiのDeep Loveに次ぐ大ヒット作で、本をあまり読まない中高生らに支持を得ました。
作者は、作家ではなく全くの素人です。

■2007年秋、実写映画化が決定しました。
出演者
・新垣結衣 田原美嘉役
・三浦春馬 桜井弘樹(ヒロ)役
・小出恵介 福原優役


●主な内容
主人公・美嘉は、身長の低いこと以外は普通の女子高生でした。
ある日、ノゾムにPHSの番号を教えたことがきっかけで、
偶然ヒロ(桜井弘樹)と知り合って付き合うことになりました。

ヒロは、始めは本気ではなかったが、次第に本気になっていきます。アヤとノゾムのカップルとダブルデートをしたり、一緒に授業をサボったり。

ところがある日、美嘉に突然の別れを告げます。それぞれ、別の人と付き合うけれど、あることをきっかけにまた付き合うことになって幸せな日々を送りますが、衝撃的な結末を迎えます。


●論点
魔法のiらんどのブック機能を使用して書かれた文であすが(横書き)、実際は夜の掲示板サイト・ホストラブ内の掲示板に投稿されていた文(『忘れられない恋物語』)が元です。

典型的なケータイ小説で、小説と呼ばれながらも日記やメールの文面に近く、稚拙で語彙も少ないことが特徴です。
普段小説を読まない女子中高生に人気はあるものの、文学小説を好む人や成人、男性にはアンチも多いようです。
よって比較的狭い読者層といえます。

ホストラブに投稿し、後から作成したホームページへ誘導、
掲示板に自薦書き込みをしてまわる、人を引くキャッチ文を自分で考案(『衝撃的な結末』『切なくて苦しいけど、なぜか心温まる』『あなたは幸せでしたか?〜』はいずれも作者本人が考えたもので、出版社が考えたものではない)などの自らの売り込み作戦が積極的でした。

『1000万人が号泣』という広告文が良く付きますが、
これは単に『恋空』が掲載されたケータイサイトのアクセスカウントをそのまま書いただけです。

ケータイサイトは、パソコンサイトよりもアクセスカウントが稼ぎやすく、さらに魔法のiらんどのブック機能のポータル(『魔法の図書館』)が、アクセスカウントを効率よく集める仕組みになっていることに起因しています。

通常のパソコンサイトのカウントとは別ものであるので、
比較できないでしょう(1/10で換算が妥当と思われる)。
また閉鎖的(あるいはローカル)なアクセスカウントともいえます。

同じ魔法のiらんど内のホームページのケータイ小説であったchaco作の本の発行部数のまずまずな伸びがあったのをみて、
『恋空』では早期のうちに、テレビ出演やCM、雑誌記事、等のメディア露出作戦が展開されました。
発行部数が大きく伸びた背景にはそれが強く要因しているようです。

ノンフィクションということになっていますが、
実際はフィクション部分も含まれるとのことです。
当初、トップページには「実話」と書かれていましたが、
矛盾部分を指摘されて以降は「実話をもとに」に変更されています。
素人の文章であることが災いしてか、難病(悪性リンパ腫)や妊娠および中絶の描写や、主人公が性的暴力を受けた後の描写には検証不足や表現力不足による矛盾が多々あり、非常に重いテーマであるにも関わらず、扱いが軽はずみであると批判があがっています。

避妊への理解の乏しさによると思われる描写、野外や公共の場においての性行為の描写に関し、反省どころかそれを賛美するような内容もみられ、主な読者である未成年の影響を考慮し問題視する声もあるようです。

以上のような事情により『恋空』の掲載された魔法のiらんどのブック機能やAmazon.comのレビューには、「感動した」というレビューの数よりも批判レビューの数のほうが上まわっていました。
尚魔法のiらんどのレビューページは、殺到する批判レビューへの対処が追いつかなくなり現在では閉鎖されています。

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